参照レートと銀行レート:金額が異なる理由
参照レート、銀行レート、実際の受取額の違いを、計算を追える例で解説します。
目的が異なる2つのレート
参照レートは共通の比較基準です。一方、銀行のレートは両替や支払いの具体的な条件の一部です。両者の違いは必ずしも誤りではありません。時点、レートの方向、商品、手数料が異なる場合があります。日次参照値は、銀行が任意の金額を交換する義務を負う価格ではありません。
参照レートが示すこと
参照レートは目安であり、拘束力のある両替価格ではありません。値は日次の観測値で、毎秒更新される取引価格ではありません。表示にはデータの観測日を使用します。読み込んだ直後でも、前回の公表日の値である場合があります。特に週末にはこの点が重要です。
受取額で差を測る
仮に1 EURあたり1.10 USDの参照レートとします。1,000 EURは1,100 USDに相当します。ある提示条件で全費用差し引き後の受取額が1,070 USDなら、参照額との差は30 USD、約2.73%です。この金額と時点における比較であり、サービス全体に当てはまる手数料率ではありません。
公平な比較に必要な情報
換算元通貨、換算先通貨、金額をそろえて比較してください。定額手数料が追加払いなのか、両替額から差し引かれるのか確認します。レートを決める時点も重要です。申込時の提示レートと後日の精算レートは異なる場合があります。総負担額と受取人に届く金額を記録しましょう。
計算機では判断できないこと
計算機は個別のカード条件や銀行との契約を把握していません。そのため、将来の正確な請求額を保証したり、特定サービスが総合的にお得か判断したりはできません。参照値を出発点にして、実際の契約上の費用を加えてください。明細の確認では、サービス提供者の文書化されたレートと手数料の規則が基準です。
計算方法を理解する
数値例は仮定のものです。 計算機の仕組み で計算方法とその制約を解説しています。